本日6月22日の10時30分より、特別展「Photograph 記憶の花  藤原更 Sarah Fujiwara」のガイドツアーを開催しました！

会場を1時間かけてご案内するガイドツアーの最終回、また、作家本人が作品解説を行うということで、開館早々より大勢の方にお集まりいただきました。

本展ちらし、ポスターのメインビジュアルに採用されている《Melting petals》シリーズは芥子の花を被写体にした作品です。

真っ赤な花弁、頼りなげな茎、かすかな芳香。草原を抜ける風の音や天から届く光がつくる影。

藤原氏が感じた様々な感覚が再構築され、一つの作品へと仕上げられます。

フランスで出会った芥子畑、当時の記憶と現像した写真の乖離を埋める作業は、藤原氏にとって自身を見つめなおす思索の時間なのかもしれません。

本展は6月30日までの開催です。

皆さまのお越しをお待ちしております！