当館は車椅子やベビーカーでの移動が可能なバリアフリー構造です
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国道153号線に面しています。中央の銅像はオーギュスト・ロダンの《ジャン・ド・フィエンヌ裸像》です。
ミュージアムショップでは、常時約50種類の商品を取り扱っています。当館だけのオリジナルグッズも販売しています。
学芸員が展示室をご案内する「ガイドツアー」(詳細は「展覧会」をご覧ください)の集合場所です。
果物を両手に持つ年若い女性の像です。よく見ると豊かな髪の毛にも、飾りとして果物が付けられています。フランスを代表する彫刻家、アントワーヌ・ブールデルの作品です。ブールデルには、ロダンの助手を務めていた時期もありました。彼がパリのモンパルナスに構えたアトリエは、現在美術館として保存・公開されています。
アントワーヌ・ブールデル《果物を持つ裸婦》鋳造年不詳
左手を額に当て思い悩む一人の男性。筋骨隆々としたこの人物は、聖書の登場人物アダムです。禁断の果実を口にした人類の煩悶が表現されています。
アントワーヌ・ブールデル《アダム》鋳造年不詳
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アール・ヌーヴォーのデザイナー、ポール・アレクサンドル・デュマによる食堂用の家具です。秋にかわいらしい赤い実を付けるナナカマドのモチーフが、あちらこちらに施されています。 ポール・アレクサンドル・デュマ《食堂用家具》1902年頃
タンポポの花や葉の意匠が浮き彫りにされた食堂用家具です。飾り棚の戸棚には、ぶどう畑の風景が象嵌細工で表現されています。
ルイ・マジョレル《食堂用家具》1900-05年
ルイ・マジョレルによる寝室用家具です。藤にナスタチウム、群れ飛ぶ蝶とまさに夢のような光景が象嵌であらわされています。かぐわしい香りまで漂ってきそうな優美なデザインです。
ルイ・マジョレル《寝室用家具》1900年頃
20世紀初頭にドイツで製造され、フランスの街中で使われていたディスク・オルゴールです。コインを投入して選曲、ジュークボックスのように好きな音楽を聴くことができます。
ポリフォン社《ポリフォン51型ディスクオルゴール》1910年
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当館のコレクションのはじまりの1点、ピエール・ボナールの《薔薇色のローブを着た女》です。自身の愛妻を描いた本作品は、「親密派(アンティミスト)」と呼ばれたボナールらしい、幸福な雰囲気に包まれています。
ピエール・ボナール《薔薇色のローブを着た女》1918年
森の薄暗がりの中、着飾った男女が思い思いにくつろいでいます。この雅やかな油彩画を描いたのは、ロココを代表する画家、ジャン=アントワーヌ・ヴァトーです。縦約25センチ、横約35センチの小さな作品であるため、作品の手前に「拡大鏡」を設置しています。この拡大鏡はヤマザキマザック株式会社の工作機械で作られました。ヴァトーが綿密に描いた18世紀の風俗をぜひ真近でご覧ください。
ジャン=アントワーヌ・ヴァトー《夏の木陰》1715年頃
チェコ製のシャンデリアで、スワロフスキー社のクリスタルが使われています。マリア・テレジアがボヘミアの職人に作らせたものと同じモデルです。
展示室は各階とも免震構造になっています。床材にはマメ科の広葉樹「メルバウ(太平洋鉄木)」を使っています。硬く、耐久性の高い木材です。なお、当館では床下に空調循環システムを設けています。これは、空間の美観を損なわないための工夫の一つです。
ハプスブルグ皇帝家御用達の専門店、オーストリア バックハウゼン社の壁布です。各時代のイメージから、赤、青、黄とそれぞれの展示室を彩っています。
当館オリジナルの結界(ポールパーテーション)です。拡大鏡同様、ヤマザキマザックの工作機械で削り出した製品です。こだわりは、ベースプレートや支柱の八角形です。